自分を知る
ダイエットに成功するにはそのための理論というものがあります。
何も苦労しないで理論どおりに体重を減らせる人も中にはいるでしょう。
でも、なかなかうまくいかなくて、失望する人もいます。
人にはひとりひとり個人差があるため、理論通りにいかなくても、一緒にダイエットを始めた 周りの人のように痩せなくてもむしろそれは当り前のことです。
ダイエットを成功させるためには自分のことを知ることが重要です。
自分を知るというのは自分の体質や性格を知るということです。
体質を知るというのは太ることの科学的知識を踏まえたうえで、 子供のころから太ったのか、最近になって体重が増えたのか、自分の体は脂肪をためやすいのかどうか といった自己分析をするということです。
一方、性格を知るというのはどうして肥満につながる行動が習慣化しているのか、 周囲の状況に影響されやすいのか、食べることでストレスを解消する方か、自己コントロールは できているかといったことが分析できるということです。
自分の全体像を知ることの重要性
体の様子や心の動きなどの自分の全体像を知らなければ減量に成功することは難しいです。
食事や運動のノウハウを知っていてもそれが自分に適していなければ何の効果もありません。
例えば、一日に１５００キロカロリーの食事だと体重はなかなか減らないけど、そこから少しカロリーを低く抑えると、空腹が気になって仕方がないということであれば、その人にとっては１５００くらいの食事がちょうどいいということです。
それと、食事と運動の割合は同じことが理想ですが、時間がなくて、エクササイズできない、また、あ運動が苦手という人は食事との割合を変えた方がいいです。
つまり、誰にでも適しているダイエットというのはないのです。
自分流のダイエットを見つけながら、楽しく実行していくことがうまく成功させる秘訣だと思います。